書評「科学的な適職」について~3つのことを意識して小学校教諭という仕事を楽しもう~

みなさん、おはようございます。

本日は春の嵐のなっっていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日、紹介する本は、

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「科学的な適職 4021の研究データが導き出す 最高の職業の選び方」

著者 鈴木 祐さんの本です。

 

一言で言うと、科学的な研究データをもとに、仕事についてどう関われば幸せに働けるかが書かれています。

 

昨年、読んで自身の心に残り、現在まで意識していることを述べたいと思います。

①残業月45時間を超えない。

②適職をみるけるのは至難の業

③職場に気を許せる同僚などを1~3人ほど作る

 

では順番に伝えたいと思います

①月の残業時間を45時間以内にする。

→現在、最も意識していることです。45時間を超えると幸福度が下がるという研究データが書かれておりました。なかなか45時間を守ることはできないですが、自分も周りも早く帰れるように、自分なりに工夫をしています。

 

小学校教諭の仕事をしていますが、毎朝、自宅で1~30分ほど授業案や教材作り、本来ならある昼休憩の時間なし、少しの残業を含め、平日は平均1~2時間ほど仕事をしています。休日は、土日のどちらかに1週間の大まかな授業の流れを1~3時間ほど練ります。それに加えて、研究授業を行う時には指導案作り。学期末には通知表作成等があります。何もなければ月の残業時間は45~60時間でしょうか。もっと少なくしたいと考えているところです。この部分は、指導書を少しだけ見てそのまま授業の人等がいたりと、どうしても人によって差がありますが、私は案がないと落ち着かない&子どもに熱量を持って指導できないと思うので行っているところです。抜くことができないところですね。それでも初任者の時の残業時間100時間に比べれば、だいぶ少なくなったと思っています。

 

②適職を見つけるのは至難の業

→本の中では適職を見つけるのは難しいと書かれていました。職業選択をできるようになったのは、人類の歴史的に見てもほんの数百年。日本でも長く身分制度が残っていた経緯があり、最近になってやっと職業選択の自由が認められてきた経緯があります。そんな中で、自分自身の適職を見つけるのは難しいという内容でした。

 

小学校教諭の仕事をしながら、やはり良い面と悪い面があります。悪い面が世間に出回っており、どうしてもブラックなイメージ(実質、残業代がほんのわずかしか出ない、休憩時間もない等のブラックですが…。)がありますが、出来るだけ良い面に目を向けるといいのかなと考えています。

 

③職場に気を許せる同僚などを1~3人ほど作る

→ほんの1~3人ほど気の許せる同僚等を職場に作ると良いらしいです。本の中に使われていた研究データによると、3人までは幸福度があがるらしいです。どこまで仲良くなるか、そもそもビジネスライクでも良いという考えもありますが、作れるものなら作り、良好な人間関係を作っていた方が職場も楽しくなり、仕事も早く終わるのかなと考えています。

 

さて、3つの内容を紹介しました。

他にも、適職や仕事に関する内容がたくさん書かれております。

 

ぜひ読まれてみてはいかがでしょうか。

それでは良い休日を~