書評「神・時間術」~時間を味方にして仕事を早く終わらせよう~

みなさん、おはようございます。

熟睡傾向が続いており、とてもいい気分が続いているブログ主です。

 

さて、本日もおすすめの本の紹介です。

今回、紹介する本は

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「神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す」

著者 樺沢紫苑

 

遂に出ました。今、有名になりつつある精神科医・樺沢先生の著書です。

他にも樺沢先生の本をかなり読み込んでおりますが、今回は時間術の本です。

 

本書を一言で説明すると、

24時間の中で仕事がはかどりやすい時間がある

と様々な研究データを参考に主張されています。

 

そんな中でも実際に読んでみて、生活の中で意識していることがあります。

 

①難しい作業は午前中に終わらせる。

②夕方には仕事をしない。

 

では、詳しく紹介したいと思います。

 

①難しい作業は午前中に終わらせる。

→本書の中では、起きてすぐ2時間ほどが脳のゴールデンタイムであると述べられています。起きてすぐの脳内では、物事や情報が整理されており、仕事がはかどりやすいそうです。仕事といっても文章を書く等、ここではビジネス系の仕事がはかどりやすいそうです。一方で、芸術系(絵を描く等)は、夕方から夜にかけてはかどったり、閃きがあったりするそうです。夕方は、脳内が疲れており、人間の理性が外れやすく今までにとらわれない考えが出てきやすいそうです。

 

さて、日常生活の中では、平日では、朝に授業の流れを考えています。これは、仕事を始めて9年間ほどずっと続けている習慣です。また、この内容を読んで通知表の文章を書く時には、土日の朝、学校に行って一気に終わらせるようにしました。慣れがあったり、持ち上がりの有無、何学期目か、何年生か等、様々な状況があるので、一概に朝やっているから早くなっているとは言えないかもしれませんが、実感としては、早く終わっているのかなと感じているところです。そこに加えて、プラシーボ効果も加わり、早く終わっているかもしれません。今後も続けたいです。

 

②夕方に仕事をしない

→夕方は、とにかく効率が落ちるそうです。朝から様々な情報が頭に入ってきていたり、いくつも選択をしたりすることを通して、脳が疲れてしまっているそうです。さらに、夕方に仕事のミスが増えやすい研究データも紹介されていました。改善策としては、軽く運動をしたり、場所を変えたりすると少し気分転換に繋がり、生産性が戻ってくるとも書かれていました。

 

この本を読んでから仕事をするなら、午前中に行う、夕方にわざわざ残って仕事をしないことを心がけています。次の日の朝にできるならそちらに持ち越しています。(もちろん、締め切りがあったり、緊急性があったりする場合は残ってします。)平日に残って指導案、運動会の表現の案、提案文書、通知表等を書くなら、土日や長期休業の朝に行うようにしています。トータルで見れば、作業時間が短くなっているのかなと考えています。

 

樺沢先生は最後に、この本で述べた内容を使って、さらに仕事をするのではなく、心と体の健康に気を付けて過ごしてほしいと書いていました。心温まる言葉にほっこりする本でもあります。ぜひ読まれてみてはどうでしょうか。

 

来年度も定時退勤を目標に頑張りたいと思います。

ではでは~