80対20の法則を活用すれば、少し幸せになれるかも~小学校教諭こそ意識してみよう~

おはようございます。

教室の掃除もあらかた片付き、明日からの新年度に向けての準備が整ってきました。

職員室はまだ片付いておりませんので、4月1日のトップ会談の最中に行えたらよいなと考えているところです。

 

さて、今日は、80対20の法則をテーマに話したいと思います。

 

80対20の法則をご存知でしょうか。

別名、パレードの法則とも呼ばれています。

簡単に言うと、大まかに世の中は80対20で説明出来るというものです。

例えば

・世界の80%の富は、世界の20%の人口が持っている。

・働きアリは、2割がよく働き、8割は普通かさぼり気味。

・会社の収入の8割は、2割の顧客からもたらされる。

 

等々、世の中の大部分を80対20で説明するものです。由来はユダヤの法則とも言われており、「世界の80%の富は、世界の20%の人口が持っている。」の話のもとになった「世界の78%の富は、世界の22%の人口が持っている。」から来ていると言われています。

 

働きアリの部分でさらに詳しく話すと、

働きアリは2割がよく働き、6割が普通に働き、2割がさぼる

と言うことから、

20対60対20の法則とも言われています。

 

この法則を1年前に知り、様々な場面で活用したみた結果を書きます。

①人間関係

自分が関わる人々を

気が合う―2割 普通―6割 気が合わない―2割

と分けるようにしました。

今までは、誰とも仲良くしないといけない、八方美人傾向の強い自分がいました。

うまくいっている時は、良いのですが、

気が合わない人がいる時には、苦労をしていました。

そこで、活用したのが80対20の法則。

ちょっと見方を変えて

「どうせ合わない人がいるのだからしょうがない。」

と考えるようになりました。かなり楽になったと考えています。

完璧主義を治す部分にも繋がったと思っています。

 

②仕事

10割の完璧な仕事は難しいと考えるようになりました。

8割の完成を目指し、そこのに上司や同僚からのアドバイスを求めるようにしました。

その仕事内容によりけりですが。

また、クラスの中でもどうしても合わない子どもがいるときもあります。

できるだけ合わせ、話しかける等、努力はしますが、

なかなかうまくいかないのが子どもというもの。

一筋縄ではいきません。

そんな時に、今までなら(今でも時々ありますが)

「なんでうまくいかないのか。うまくしないと!」

と自分を責めがちでしたが、最近では

「2割は気が合わないからしょうがないよな」

と考えるようになりました。もちろん、関わりは続けますが、

少し心の逃げ道を作ることは私にとっては大切かなと思っています。

そんな話をすると、

「教員はそんなものでいいのか」

と言われそうですが、先生も人間です。

聖人君主ではありません。強い部分もあれば、弱い部分もあります。

そんな部分も含めて、子どもたちに伝えられたら良いかなと思っています。

 

明日から新年度、去年よりも気分が良いです。

良い傾向ですね。

ではでは~