不安との向き合い方②~小学校教師に向けたメンタルヘルス~

みなさん、こんばんは。

年度初めの初めての週末をいかがお過ごしでしょうか。

新しい仕事のことを考えて、憂鬱になっていないでしょうか。

私も少し憂鬱になっている一人であります。

それでも昨年に比べれば、だいぶマシになったと感じております。

嫁曰く、「去年は怯えていた。今年は少し燃えている。」

と私の姿が映っているようです。

 

ということでシリーズ

「不安との向き合い方」その②

でございます。

 

今日は、

「0か100で考えない。」「物事を多角的に見る」

をテーマに話を進めたいと思います。

 

そもそもなぜ人は不安になるのでしょうか。

失敗していけない、失敗なんて恥ずかしいと思う心から

不安になるのではないかと感じています。

案外、周りは気にしていないものですので、

大きな要因である自分自身の考え方や捉え方を

変えればよいのではないかと考えています。

 

そこで、意識したいのが

「0か100で考えず、多角的に見る」ということです。

物事は、とても曖昧で100点満点、完璧ということはとても少ないです。

学校のテストでは100点がありますが、

社会に出れば様々な物差しで物事を見ていくためです。

100点満点がない一方で、0点、完璧な失敗もありません。

 

と抽象的なことばかり伝えておりますので、少し具体例を挟みたいと思います。

例えば、学級経営がうまくいかずに学級崩壊をしたとします。

そんな時、一般的に見れば、0点であり、完璧な失敗ととらえがちかと思います。

でも、少し見方を変えれば、うまくいっているところもあったのではないかと

私は最近、思うようにしています。

 

・対応が難しかったA子さんだけはなんとかなった

・体育の授業だけは良かった。

・昨年よりか崩壊まで粘れた。

・運動会のソーラン節は良かった。

 

こんな感じでしょうか。

また、人生いい時と悪い時があるものです。

そして、自分だけが原因ではない時もあります。

 

・クラス編成に偏りがある。

・隣の先生と気が合わない。

・昨年度の担任の締め付けがすごかった。

 

等が挙げられるでしょうか。

 

私自身は、自分で言うのもなんですがとても真面目です。

 

仕事に対して、かなり出し切るタイプです。

そんな自分が試行錯誤しながら、失敗してしまったのなら、

それは、もうしょうがないと思うのです。

そこから学習して改善して、

自分自身を責めることなく

次回、頑張れば良いのではないかと思っています。

 

 

そんな風に考えると心がスッと楽になっている自分がいます。

書きながら、落ち着いている自分がPCの前にいます(笑)

 

世間的に、失敗を許さない風潮があります。

でも、人間です。失敗はあります。

落ちこみ過ぎず、ぼちぼちな前向きで頑張れたらなと思っています。

 

私の場合ですので、全員が当てはまる訳ではないとも思っています。

そんな風に考えると怠けてしまう人もいると思います。

当てはまる人だけ、活かせてもらえたらこれ幸いです。

 

ではでは、また会いましょう~