みなさん、おはようございます。
日が長くなり、早くも日光が全開です。
ブログを書き終えたら、朝散歩に行こうと考えているところです。
さて、今日のテーマは
「教員と不妊治療について」です。
私は、男なのでなかなか踏み込みにく話題ですが、
嫁が昨年度に妊娠・出産を経験したり、今までの職場の先輩方を見て、
自分なりに考えていることを書きたいと思います。
ちなみに今回の参考図書はこちら。
「妊娠したいすべての人への妊カツ!」著あらいきよこ(出典元 amazonより)
漫画形式で非常に読みやすいです。概要を掴むのにうってつけですね。
さらに読みたいのならば、こちらも面白かったです。
「ダンナのための妊娠出産読本」著萩田和秀(出典元 amazonより)
ドラマにもなった「コウノドリ」の関連書籍にもなっています。
女性目線が多い妊娠・出産系の本の中で、男性目線から書かれており、
非常に面白かったです。文字は小さいので、少し気合がいるかと思います。
①多くの人が妊娠適齢期を知らない。
新しく社会人になった方は特に妊娠の仕組みをしっかりと理解していない気がします。
私もそうでした。巷では、芸能人が
・高齢でも妊娠・出産できました。
・30代後半から不妊治療を始め、子どもを授かりました。
というニュースがよく出ていますが、その裏で
なかなか子どもを授かることができていない人も多くいます。
メディアも商売、話題性のあるニュースを伝えないといけないので、
しょうがいないところもあります。しかし、実際は
・一般的に、若い人の方が妊娠しやすい。
・20代前半から緩やかに妊娠の確率は下がっていく。
・30代後半から40代にかけては、妊娠する確率少ない。
・高齢になるほど妊娠後の様々なリスク(流産等)が上がる。
となっています。
いくつか本を読んでみましたが、この部分はどの本にも書かれていました。
不妊治療をしていた職場の先生と現在の嫁さんと付き合っていることを話すと
「子どもが欲しいなら、早くした方がいいよ」と言われたのを覚えています。
「それはできちゃった婚ではないですか」と返しましたが、
当時の年齢、互いに20代中盤~後半の年齢を考えて、
伝えてくれたアドバイスでした。
嫁とも子どもを作るときの後押しになったと思っています。
②環境が大事
家族や職場の支えが不可欠です。
嫁は小規模校でした。
校務分掌(生活指導主任や道徳教育担当等)は多くありましたが、
子どもは荒れておらず、周りの先生方にも余裕がある状態でした。
かたや、私の方は町の中でも少し大変な学校です。
支援学級の子どもから暴力を出されたり、保護者対応も難しかったり、
子どもも斜に構えてたりして、ストレスはかかりやすいです。
どちらが妊娠しやすいでしょうか。
やはり小規模校の方ではないでしょうか。
周りの環境との巡り合わせもあるのかなと思います。
③周りの目を考えすぎない
周りに迷惑をかけるからと言って、諦めてしまう人がいます。
仕事は確かに大切です。でも仕事だけのために生きているのでしょうかと
聞きたくなります。
・自分が病気になった時に、誰が支えてくれるのか。
・自分が亡くなった時、誰が最後まで葬儀などを行ってくれるのか。
こんなことを考えると職場を少し後回しにしても良いと思っています。
自分なりには、今まで大いに教育現場に貢献したと思っています。
・持ちたがらないクラスをよく引き受ける。
・研究授業もほどよく立候補してきた。
頑張っているもしくは頑張ってきたのだから、
不妊治療として休みをとってもいいのではないでしょうか。
聖人君主ではないでの、私も職場の中で休まれるとやっぱりきついです。
それは誰もが思うことですし、しょうがいないです。
そこを考えつつも、今は不妊治療に、終わったらまた精一杯貢献する。
そんな気持ちでゆるくやっていけたらいいかと思います。
④夫婦で相談する。
私の家庭はかなり相談しました。
結婚後、ハネムーンに行くまでは子どもを作らないことにしていました。
しかし、コロナのためハネムーンが延期の連続。
ここで、私から
「早く子どもを作った方が良いのではないか」と提案しました。
当時は、嫁はあまり乗り気ではなかったようです。
ですが、ここで理論武装と諸先輩方の言葉が生きました。
・30代前半で不妊治療を始めても子どもがなかできない(A先輩)
・長距離通勤のため流産してしまった(B先輩)
・激務が続き、2人目を作る気になれない。(C先輩)
・同じ学年部にいた時に、不妊治療は本当に辛そうであった(自分談)
・大きい学校程、支える側は大変であった(自分談)
・妊娠の仕組みの説明(書籍より)
そんなこんなで子作りスタートでした。
当時は、私の方が勢いがあった気がします。
妊娠や出産を経験して、嫁もかなり考えが変わり、
2人目も早めに産んでしまおうと考えています。
一番の理解者である配偶者がやっぱり大切かなと思います。
ちなみに、親友(男性)も積極的に不妊治療を一緒に受けていました。
精子の検査をしたら、一般的な男性よりも元気が良いことを笑って話していました。
(これには私も大爆笑です。)
そんな親友夫婦も2人の男の子に恵まれています。
本の中に
「妊娠中に一度も安定期はない」という文章があります。
妊娠している人を大切にしてほしい作者の意図が読み取れます。
不妊治療中も一緒かと思います。心と体が不安定です。
自分なりにできる範囲で支えれたらなと思います。
長くなりましたが、それではまたまた~