特別支援学級の子どもとの関わり方~支える側のメンタルヘルスにも注意を~

 皆さん、おはようございます。

昨日は、オリンピックの女子バスケが熱かったですね。

タイムアウトの際には、監督の凄まじい熱量が伝わってきました。

3Pもバシバシ決まり、テレビの前で叫んでしまいました。

明日、アメリカとの決勝戦ですね。

応援したいものです。

 

さて、今日は

特別支援学級の子どもとの関わり方です。

夏休みに入り、様々な本を読んでおります。

徐々に積み本も減ってきました。

その中で、気になったことを紹介したいと思います。

 

1、褒めすぎに注意

以前のブログに褒めることが大事と書きましたが、

褒めすぎには注意と書かれていました。

褒めすぎるとどうなるのか。

褒めすぎると次回は、もっともっと褒めないといけなくなるそうです。

また、褒められようとして、子どももきつくなることがあるそうで。

先生側が無理に褒めていると、お互いにきつくなりそうですね。

アドラー心理学でも、褒めすぎは良くないと書かれていました。

ではどうするか。

感謝の気持ちが良いそうです。

「ありがとう」「助かった」の一言。

意識したいところです。

 

2、暴力行為に即効薬はない

たくさん本を読みましたが、暴力行為に「これだ!!」みたいな方法は

今のところ見つかっていません。

地道にやっていく必要があるかなと思います。

おそらくですが、10冊ほどは本を読んでいます。

どの本にも暴力行為に対するヒントは中々、見つかっていないです。

・刺激を減らす(教室の掲示物等を減らす)

・イライラの原因を探す

・生活習慣を整える。(三食・早寝早起き・運動等)

・整理整頓を行う。

→ちなみに、整理整頓は私たちにとっても本当に大切のようです。

 片づけられた机や部屋で仕事をすると作業等が捗るようです。

 

3、読む本を変えてみる。

これは、今から試してみたい部分ですが、

教育分野から書かれた内容には、どうしても限界があるかなと思います。

なので、こんな本も読んでみたいと思います。

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発達障害サバイバルガイド」(出典 amazonより)

発達障害の方が書かれた本です。

以前、ほんの少しだけ読んだことがあります。

その時に面白かった内容として、

料理の仕方より、レンジの使い方の方が役に立ったと書かれていました。

別分野から攻めてみると案外、答えが見つかる気がしています。

 

4、距離感を大切に

共感疲労という言葉があります。

子どもの状態に共感しすぎて、支える側が疲れてしまうことです。

燃え尽き症候群は、この共感疲労の先にあるのかなと考えています。

こんな時には、やっぱり距離を取った方が良いと書かれていました。

極論ですが、それぞれが別の人間です。

自分の体もやはり大切にしたいものです。

距離が保てない時には、誰かにクッションに入ってもらうの良いと思います。

親と子どもでの相性も確実にあるし、教員と子どもでの相性もあります。

時期的に合わない、距離感が保てない時もあります。

支える側が離れたり、近づいたりして、

互いにwinwinの関係を目指したいものです。

 

最近、思うことですが、支える側のメンタルヘルスが大切だよなと思います。

家族、学校の先生、学童保育の職員等、

こちら側がメンタルでやられないようにしたいものです。

毎回のように暴言・暴力があるのなら、心身は確実にボロボロかなと思っています。

理性では分かっていても、心の奥底では本当の傷ついていると思います。

でも、周りの大人はその部分に気付いていない部分も非常に多いです。

では、どうするのか。

自分で心身のケアをしたり、辛さを発信していくしかないかなと思います。

自分の体が一番です。

気を付けたいものです。

ではでは~