とりあえず、反論してみよう~「オプティミストはなぜ成功するか」を読んで~

皆さん、おはようございます。

さて、今日からリスタート、夏休み中だけかもしれませんが、

読書した本の要約をしていきたいと思います。

 

まずは、この本から紹介します。

オプティミストはなぜ成功するか」(出典元 amazonより)

なかなかの骨太の本でした。

ちなみに読み終わったのは、はるか2カ月前程。

はやく要約しろよと言いたい所ですが、日々の生活に忙殺されていましたので、

お許しをと言う感じです。

著者は、マーティン・セリグマンというポジティブ心理学者の第一人者とのこと。

では、書いていきたいと思います。

 

1、オプティミスト(楽観主義者)は、すごい。

本当に長くて、骨太な本ですので、この一言がとても分かりやすいかと思います。

とりあえず、楽観的な考えをする人と悲観的な考えをする人

この二人を比較すると、楽観的な考えをする人の方が

様々な場面で素晴らしい活躍をすることがとても長々と書かれています。

例えば

・選挙に勝ちやすい

うつ病になりにくい

・スポーツや学業、仕事で成功する

・長生きをする

等々、本当に詳しく書かれています。

しっかりと研究のデータも載っていますので、スピリチュアル的な読み物ではなく、

大学の研究論文を少し、読んでいるイメージです。

数値も正確に書かれており、自分が読んでみて

「おぉ、取りあえず、オプティミスト(楽観主義者)はすごいのだな」

「なれるのならば、オプティミストになりたい」

という感想を持つことが出来ました。

 

2、オプティミストになるために必要なこと

さて、オプティミストになるためには何が必要なのでしょうか。

簡単に言いますと

反論思考を身に付けようの一言に尽きます。

何か嫌なことがあった時に、

・証拠はあるのか

・思い込みではないのか

・別の考え方はできないのか

という物事を別の角度で見たり、他の解釈はないのかと

考えていくイメージです。

以前に紹介した認知行動療法や「嫌われる勇気」に書かれていた課題の分離

等に似ているかと思います。

物事に対して、幸せや楽しいと直感で感じたならばそのままに

物事に対して、嫌な感情が出てくるのならば、別の角度からみて、

「ちょっと考えすぎだらか、こんな考えもあるよ」

「悲観的すぎない、その考えに証拠はあるの」

「こんな考えもできるからさ、まあ、ぼちぼちでいこうよ」

という言葉を自分自身に声かけをするイメージです。

実際に自分も行っており、

以前(心理学の本やブログの始める前)に比べ、嫌な感情に浸る割合が減ったと

感じます。

肌感覚で申し訳ないのですが、

「10」苦しかったのが、「5」くらいに減っている感じです。

参考になれば、幸いです。

 

骨太の本ですが、読む価値はあるかと思います。

ではでは~。