がんについて適切な知識を身に着けよう~「最高のがん治療」を読んで~

皆さん、おはようございます。

平日の朝、どのようにお過ごしでしょうか。

育休の間に時間を工面しまして、一冊を本を読みましたので、

今回、紹介したいと思います。

読んだ本はこちら。

「最高のがん治療」 (出典元 アマゾンより)

 

最近、父が癌で亡くなりました。

治療の中で、疑問に思うところ、不安なところなどが数多くあり、

今回、読んでみることにしました。

読んでみてですが、父が癌になる前に知っておけばなということが

たくさんありました。

気になった部分だけでも書きたいと思います。

 

・標準治療がスーパーエリート治療

→父は標準治療でがん治療を進めました。

 周りからは、先進医療をして治療できた知人の話がちらほら。

 標準治療を疑ってしまうときもあったほどでした。

 しかし、この本を読んで、標準治療に至るまでの経緯を知ることが出来ました。

 多くの試験を乗り越えており、本当に素晴らしいものであること。

 先進医療の難しさなど、勉強になりました。

 

・緩和ケアも一つの治療法

→緩和ケアという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 抗がん剤治療が効かなくなり、終末治療とも呼ばれます。

 この緩和ケアも一つの治療法で、延命に効果があるとのことでした。

 なかなか説明が難しい部分ですが、お医者さんから丁寧な説明があれば

 もっと信頼することができるかなと思いました。

 「これ以上、治療できない」よりも

 「緩和ケアによって、まだ延命が可能です」

 みたい言ってもらえると嬉しいですね。

 緩和ケアも早期に行うこともでき、精神的につらそうな父にもっと進めるでも

 良かったのかなとも思います。

 

セカンドオピニオンの大切さ

→標準治療というものがありますが、

 その中でも抗がん剤をどのように組み合わせるかは、主治医によって違うようです。

 日本の場合は、抗がん剤スペシャリストは少ないとのこと。

 やはり、大きな病気の際には、セカンドオピニオンが大切なのかもしれませんね。

 

・癌に良い生活習慣

→色々とあるようですが

 ナッツ類、コーヒー、魚、野菜、オリーブオイルなどを摂取したり

 加工肉や赤身肉、お酒、たばこを辞めたり

 運動したりするとよいとのことです。

 

・癌の発生要因

→偶発的なものが多いとのこと。

 外発的なもの、遺伝子的なものもあるが、一番多いのは

 偶発的なものだそうです。

 

という感じで、がんについていろいろと知ることができました。

やはり、知識は大切かと思っています。

良い本でした。

ではではー