特別支援学級の進め方~とにかく本を読みまくろう~

みなさん、こんにちは。

暑くなってきましたね。

九州では、早くも梅雨入りです。

私が住んでいるところも梅雨入りが早まりそうですね。

気圧の関係で、子どもたちの様子が変化しそうですね。

 

さて、今日のテーマは

特別支援学級の進め方についてです。

 

先月、図書館に行くことがあり、たまには教育本でも物色するかと

軽い気持ちで教育関連の本棚へ

案外、色々な本があるもんだなぁと思いながら、

読みやすそうな出版年が新しそうな本を借りてきました。

教育関連の本を読むなんて久々だなと思いつつ、

やはり特別支援学級の学級経営や授業の進め方は、特殊だよなぁ

とか思いつつ、少しづつ読み進めていました。

そんな中でも、いくつか気になった内容を紹介したいと思います。

 

①ほめて作業をする。

物は言いようですが、まず褒めます。

特別支援学級の子どもたちも良いところや頑張っているところがあります。

同学年の子どもと比べるとなかなか見えにくいですが…

そんな時に、できていた部分を何度も繰り返し子どもに伝えます。

 

例えば、ゲームの勝敗にこだわる場合

①ゲームを始める前に一言

「前回は、負けても自分で納得していたから良かったよなぁ、先生も安心したよ。」

とさりげなく一言。

②ゲームスタート

③勝敗がついてうまくいけば大成功。

 うまくいかなくてもまた次回と切り替える。

 

という感じでしょうか。

通常学級の担任の時は、たまにしか試していなかった戦法ですが、

案外、効果がありそうな雰囲気です。

とりあえずやってみます。

 

②体調や機嫌が悪くても何か作業やすることを仕組んでおく。

子どもたちの体調が悪い時は、どうしても諦めがちになりそうですが、

それでもなにか活動を準備しておきます。

タブレットを触りながらでも、学習できるし、その学習内容があるので、

間延びせずに一日が過ごせる気がします。

例えば、担当する図工や家庭科に行きたがらない時でも、

別の活動を仕組むことで、その1時間をなんとか過ごすことができます。

子どもの代わりに色塗りをしても良いし、裁縫をしても良いかと思っています。

その時に、ちょっとでも活動に参加できれば良いのでないでしょうか。

色塗りの際に、何色が好きなのか、色を混ぜ合うと何色に変化するのか、

裁縫の際に、糸通しだけでも一緒にする、ミシンを使う様子を見ておく等、

学習の仕方は様々です。何か準備をしたいものです。

 

③子どもたちの実態を把握する。

発達障害の様々な本を読むと

子どもたちから見た世界や物事の捉え方が分かってきます。

・字を正確に捉えることができない。

・6と0が一緒に見える。

・中枢神経の関係で障がいがある。

・感情が読み取りにくい

等が挙げられます。

当てはまることがあれば、その様子に合わせて、学習内容を変えることができます。

また、求めるレベルも変わってきます。例えば、

字を正確に把握できないのであれば、少しでも書くことができていれば良い

という感じでしょうか。

中々難しいですが、自分なりに納得して子どもたちと向き合っていきたい

と思っています。

 

まだまだ手探りですが、本を読んで試して、良い方法を見つけていきたいものです。

それでは~