大変なクラスの変わり目は荒治療~大きな部分をまず対応する~

みなさん、おはようございます。

平日の午前、いかがお過ごしでしょうか。

家族がインフルエンザになってしまい、ややてんやわんやな日々です。

さて、そんな中でもブログを更新したいと思います。

 

今日の話題は、

大変なクラスの変わり目を持つときには、荒治療になるというお話。

何度か大変クラス、大変な子どもたちを持ったことがあるのですが、

やはり、変わり目を持つ際には、荒治療になりがちです。

簡単に説明しますと

クラスを見渡した時に

A-授業をひっかきまわす子ども

B-授業はひっかきまわさないが、支援が必要な子ども

C-なんとか自分でやっていける子ども

という感じに分けるとができると思います。

こんな場合、みなさんならどうするでしょうか。

 

私の今までの経験ですが、

とにかくAの部分に対して、大部分のエネルギーを注ぎます。

この部分を抑えるととりあえず、1年間が回る気がしています。

これまた経験則なのですが、

Aの部分があるから、クラスが学年が落ち着かずに

授業がうまくいかない、子ども同士のトラブルが多い気がしています。

そして、今まで大変なクラスで数年間、過ごしてきた場合は、

Aの部分の子どもたちの指導に困っている場合がよくあります。

なので、とにかくAの部分の指導に入ります。

 

この際、困るのはBやCの子どもたちです。

どうしても支援にいくことができにくいことがあります。

Aは落ちついたのだが、BやCの方で問題が発生している時もでてきます。

私も全知全能の神様であれば、すべてに対応することができるのですが

なかなか難しいです。

そんなときは、申し訳ないのですが、

次年度に引継ぎという形をとることが多いです。

しかし、大変なAの子どもたちがある程度、指導できる段階にはきているので、

恐らくですが、学級経営はしやすいのではないかと思っています。

前回のブログでも書きましたが、中学年までにAの子どもが前を向くと

高学年はスムーズかと思います。

 

何度か変わり目を持ってきましたが、

あまり評価されない時もあります。

「あの学年、よいですよね」と言われると

現在の担任がよく評価されます。

でも、そこまでには多大な苦労があったりします。

いいとこ取りかとたまに悲しくなるのですが、

自分はできることをやったぞ、自分のお陰だぞと

と心の中で自分を褒めることで自己肯定感を保っている気がします。

 

たまには、落ち着いた状態でのクラスを持ちたいなと思う今日この頃です。

長々となりましたが、今日はここまで。

ではではー