ミラーニューロンの仕組みを小学校現場に取り入れよう~支援学級に効果があり、楽に指導できるかも?~

みなさん、こんにちは。

続々と更新しているところです。

最近、読み終わった本から、この考えは仕事で使えると思い、

このブログで紹介します。

まずは、本の紹介からスタート。

f:id:happy-education:20210501131350j:plain

ちょっと前に話題になった

スタンフォードの自分を変える教室」

とても長く分厚いので、読む前に積み本になってしまう姿が目に浮かんだので、

f:id:happy-education:20210501131357j:plain

図解版(笑)

こちらで読んでみました。

まずは、簡単に概略を調べるパターンです。

もう少し知りたいとなれば、分厚い方にチャレンジしようと思いました。

結果、図解版で私は十分でした。

いくつかは、自己啓発的な内容が多くあったので、飛ばして読む中、

大学の研究データや論文の内容がいくつか目に留まりました。

 

その中でも特に気になったのが、周囲の環境に関する研究でした。

以下にまとめます。

・姉妹のだれかが肥満になると、自分自身も肥満になる確率が67%上昇する。

・自分の友人が肥満になると、自分自身も肥満になる確率が171%上昇する。

・違法駐輪等、ルールが破られている状態を続けると、ルールを破る人が増える。

等の研究が紹介されていました。

 

他の本やYouTube等でも

ミラーニューロンという脳神経細胞が周りの行動を真似るように働く。

・仲の良い友だちの5人の平均が自分の年収である。

ということを聞いたことがありました。

昔の言葉で言うと、「朱に交われば赤くなる」

さらに簡単にいうと「周りと同じ行動をする」

という内容です。

 

「これは面白い」と思ったので、早速、実際の生活で試してみました。

現在、支援学級の担当をしておりますので、

なかなか丁寧な言葉が使いにくい子どもの指導に使ってみました。

 

やってみたことは本当にシンプルです。

「してほしいことを教員がやってみる」

ただこれだけです。

 

例えば

・在籍している子どもがしなくても、基本的な生活習慣を教室で先生が行う。

・「ありがとう」等、丁寧な言葉を先生が使い続ける。

私自身が日頃から意識していることですし、

(たまに意識していない先生もいますが…)(私自身も完璧ではないけれど…)

年配の先生からは「子どもの鏡であれ」となんやら聞いたことがありました。

科学的に見ても大切であったということでしょう。

 

余談ですが、科学的なデータを知っていくほど、

昔からの教えがやはり正しかったということが多くあります。

その一方で間違った考えも明らかになっています。

自分なりに選んでいけたらいいですね。

 

話が逸れましたが、取りあえず指導してみました。

いつもは暴言だらけの子どもたちですが、

私が部屋を片付けてくれた先生に「ありがとう」と伝えると、

その場で繰り返すではありませんか(笑)

何十回したうちの一回だけではありましたが、とても嬉しい瞬間でした。

今後も続けていこうと思います。

 

そんなこんなでゴールデンウイークに突入です。

リフレッシュと勉強等をしながら有意義な休みにしたいものです。。

本当は「閃光のハサウェイ」を見に行く予定だったのが、

5月中旬まで延期です。

楽しみが延期されたということで結果オーライですね。

それでは、またまた~