心の悩みや辛さが依存症に繋がっていく~「よくわかる依存症」を読んで~

皆さん、おはようございます。

平日の早朝、いかがお過ごしでしょうか。

風邪も回復傾向で良い感じです。

日照時間も長くなってきたので、

少しずつ体調が良くなる人も多いのではないでしょうか。

 

さて、今日、紹介する本はこちら。

「よくわかる依存症」(出典元 Amazonより)

では、気になった部分を書きたいと思います。

 

1、依存症の背景

どんなことが依存症に導くのでしょうか。

一応、依存症と趣味の境目がありまして

・趣味ー気晴らし

・依存症予備軍ーよく頭の中に浮かんでくるが、コントロールできる

・依存症ー自分ではコントロールできない、衝動的、社会的に問題になる

という感じです。

 

社会的な背景に移りますと、

・ネットが普及し、人間関係が希薄に

核家族化が急速に進む(技術的な進歩は早いが、精神面でついていっていない)

という感じ

 

個人的な部分になりますと、依存症になりやすい人は

・仕事での大きなプレッシャー

・家庭内での人間関係の希薄化(寂しさや孤独感)

・承認欲求

・今までの家庭環境(虐待や過保護、家族に依存症の方がいたなど)

等々、とても様々です。

 

こんなことを振りかえってますと、

現代人の多くの人は、依存症になりやすいのかもしれません。

 

2、グループワークを通して、自分の行動を振り返る

どの依存症でも進められていたのが、グループでの話し合いです。

筆者も依存症の患者をどうにかして助けたいと思っていたのですが、

個別に対応しても難しかったようです。

しかし、ある時、依存症患者のグループでの話し合いを通して、

症状が良くなっていく患者さんを多く見るようになったとのこと。

自分のことは考えられなくても、

人の言葉から自分はどうなんだろう、このままいったら自分や家族はどうなるのかと

冷静になることができるのかもしれません。

依存症になってしまうと、

社会生活が送れなくなる可能性があります。

薬物やアルコール、性病などで体がボロボロになったり、

ギャンブルや買い物依存で借金をしてしまったり、

盗撮などをしてしまい、社会的な信用を失ってしまったり、

冷静に考えると止まれるのですが、難しいのかもしれません。

 

3、自分にできることは何か。

最後に読んでみての感想です。

自分にできることはないかとちょっと考えてみます。

・とりあえず、近づかない

・ほかの楽しいことをする

・不安な時間を作らずに、何かに没頭する。

・心と体を整える

これくらいでしょうか。

結局、よく紹介している樺沢さんの話になってしまいます。

ほかの本も読んでみたいと思います。

 

この本はどっちかというと

家族向けに書かれているので、依存症の方が身近にいる家族の方にお勧めです。

では、今日は、ここまで

ではではー