発達障がいに関する治療について~「マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド」を読んで~

皆さん、おはようございます。

雨が日本全国で振り続いており、被害が発生しております。

また、コロナも過去最多更新というニュースが…

テレビニュースはこれ見よがしに放送に頑張っています。

ステイホームのため、ふとテレビを見るとネガティブニュースで心がやられそうです。

よい距離感で接したいものです。

オリンピック期間中は、選手の明るいニュースで賑やかになっていたので、

その反動なのかもしれません。

 

さて、今日、紹介する本はこちら。

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「マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド」(出典元 amazonより)

前回、言った通り大人のADHDの面から2学期の作戦を立てようと思いながら

読書を進めています。

いくつか紹介したいと思います。

 

1、全般的に現代は情報過多なのかもしれない。

スマホのスケジュール管理等、様々なツールを駆使しながら

私たちは生活しています。

著者はその中で、現代はどうしても生きにくい世の中になっていると述べていました。

だから何なのかというところですが、少し腑に落ちたので書きました。

 

2、ADHDは遺伝する場合がある

実際に調査が進んでいます。

本の中に書いていたことは、

・親や兄弟がADHDの場合、発生頻度が上昇する

・一卵性双生児(一言で言うと双子です。)の一人がADHDを発症すると、

 もう一人の発症確率は11~18倍になる。

上昇するだけですので、絶対になる訳ではないようです。

また、子どものADHDの治療に付き合っていると、

「自分もそうではないか」と思い、気付くこともあるのだとか。

 

3、危険な行為を好む

好奇心や新しい刺激を求めて、危険な行為を好む場合があるそうです。

危険な行為とは

自動車事故・薬物使用・自傷行為・危険なスポーツ等が挙げられていました。

脳の前頭前野の働きが弱いため、

理性より衝動性が優勢になってしまうようです。

前頭前野の働きを強くしたり、

コントロールできるような脳内物質が少しでも出るようにしたいものです。

そのために、少し考えているのが、樺沢紫苑さんの本で出てきた

セロトニンオキシトシンドーパミンです。

日光をたくさん浴びたり、「ありがとう」とたくさん伝えたりすることで、

ほんの少しでも落ち着くことができればなと考えています。

 

3、服薬する薬について

どんな薬が治療に使われるかご存知でしょうか。

私も正確には把握しておりませんが、

いくつかの薬は、継続的な服薬が求められています。

服薬後、数日経過した後に、効果ができます。

服薬をすると、衝動的な行動にはセーブがかかりやすくなるようです。

本の中では、70~80%の効果が認められているようです。

よく学校現場で聴くのが、服薬が続いていないということです。

また、たまに飲むことを忘れているということです。

やはり保護者の方にしっかりとお願いしたいところかなと思います。

 

4、いくつかの治療方法

本の中ではいくつか治療法が紹介されていました。

薬物療法

・環境変容法

ソーシャルスキルレーニン

・行動療法

認知行動療法

内容を読むとどれもやっているなーという感じです。

とここまで読んで思うことは、やはり近道はないということです。

特効薬はなく、地道な方法でしか進めないのかもしれません。

夏休みがもう少しあるので、調べ続けたいと思います。

ではでは~