どうすれば効率的に記憶に定着するのか~「覚えない記憶術」を読んで~

皆さん、こんにちは。

日曜日の午後、いかがお過ごしでしょうか。

仕事以外の何かをしていた方が落ち着くなとふと思い、ブログの更新です。

さて、今日、紹介する本はこちら。

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「覚えない記憶術」(出典元 amazonより)

5年ほど前に樺沢先生が出版された本です。

記憶に特化された本であり、どうするば効率的に記憶できるかが書かれています。

気になった部分を書きたいと思います。

 

1、楽しい、ポジティブな時に記憶は定着しやすい。

感情が動くと記憶が定着しやすいと言われています。

喜怒哀楽を表現する際に、脳に定着しやすいとのこと。

単語テストの実験でも、「キス」や「嘔吐」といった情動を表現する単語は

記憶の定着が早かったというデータが紹介されていました。

また、ポジティブな文章とネガティブな文章と何気ない文章の単語を覚える際には、

ポジティブな文章がより記憶に定着しやすかったとも書かれていました。

つまり楽しいという気持ちがあれば、記憶に定着しやすいことがわかります。

読書をする際にも、義務感で読むのではなく、好奇心のまま読み続けると

記憶に定着しやすいのかもしれません。

また、子どもたちに何かを教える際にも楽しさをやや意識しながら授業を進めると

良いのかもしれません。

行き過ぎると、おふざけになってしまうのでバランスがひつようかと思いますが…

 

2、読書はまずは、パラパラ読み

読書を行う際には、まずパラパラ読みがおすすめとのことです。

気になる部分から読み、その後に最初から読み進める方法です。

現在、読んでいる緊張に関する本も

特に気になったイメトレの項目から読むととても記憶に残っています。

(緊張に関する本の詳細は、また読み終わってからブログに書きたいと思います。)

なかなか良い読み方かもしれませんので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

 

3、勉強への活かし方

最近は試験を受けることもなくなってきました。

教師という立場は、何もしなくても大丈夫な反面、

自己成長しないとうまくいかない部分も多いかなと思っています。

まさに個人にお任せと言ったところでしょうか。

まあ、頑張れば頑張る程、大変な仕事が来る、給料は変わらない、

ベテランの自分よりも簡単な仕事をしている人が多く給料をもらっている側面が

あるのですが…

さて、話を戻します。

記憶術に関する本なので、勉強に関する部分も多くのっていました。

その部分は、箇条書きで書きます。

・すぐにアウトプットすると記憶により定着する。

・ノートをきれいにまとめると記憶により定着する。

・試験はまず過去問から解き、傾向を掴む

・運動は記憶の定着によい。裸足で走ると尚良い。

・「出現する」「消える」は脳を強烈に刺激する。

テトリスやパスドラが流行る理由だそうです。)

 

全体を通して知らないことがたくさんあり、非常に面白かったです。

樺沢先生の本をかなり読みましたが、まだまだ知らない部分がありそうです。

されでは、今日はここまで。

ではでは~